香川県さぬき市長尾名 |
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■地勢 |
讃岐国寒川郡所属。長尾東村と長尾西村の間にあり、南は前山村の低い丘陵地に続く。宇佐八幡古墳群や亀島古墳群など七世紀頃の群集墳が存在する。戦国時代に前山の昼寝城を本拠とする寒川氏の支配下にあり、里城として村内に池内城が築かれた。八幡池(宮池)は正平19年(1364)に細川頼之が宝蔵院(極楽寺)の寺社領用水として築いたと伝え、讃岐では満濃池(現仲多度郡まんのう町)、平池(現丸亀市)、男井間池(現木田郡三木町)に次いで古いとされる。 |
■沿革 |
①1890年|明治23年2月15日|寒川郡長尾村(さんがわぐんながお-) |
②1899年|明治32年4月1日|大川郡長尾村(おおかわぐんながお-) |
③1915年|大正4年11月10日|大川郡長尾町(おおかわぐんながおちょう)第一次 |
④1955年|昭和30年4月1日|大川郡長尾町(おおかわぐんながおちょう)第二次 |
⑤1956年|昭和31年9月16日|大川郡長尾町(おおかわぐんながおちょう)第三次 |
⑥2002年|平成14年4月1日|さぬき市(さぬきし) |
■明治初年時点での支配 |
讃岐高松藩領(⽔⼾松平家12万石)705石余 |