香川県木田郡三木町上高岡 |
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■地勢 |
讃岐国三木郡所属。下高岡村の南に位置する。三条は条里地名で、現在の畦畔からも条里遺構がうかがえる。諏訪山北方にある上高岡廃寺は、礎石らしい石が田の岸にあり、出土する軒丸瓦は弘安寺(旧仲多度郡満濃町)などと同笵の一二葉単弁・八葉単弁のものがあって創建は白鳳期に求められると推定されている。また山大寺池の北方にある山大寺跡からは室町時代の瓦が出土し、仁王田・鐘守などの地名が残る。三条には戦国期に信濃から移住したとする安西氏の三条城跡がある。 |
■沿革 |
①1890年|明治23年2月15日|三木郡氷上村(みきぐんひかみむら) |
②1898年|明治31年2月11日|木田郡氷上村(きたぐんひかみむら) |
③1954年|昭和29年10月1日|木田郡三木町(きたぐんみきちょう) |
■明治初年時点での支配 |
讃岐高松藩領(⽔⼾松平家12万石)1038石余 |