香川県さぬき市鴨庄 |
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■地勢 |
讃岐国寒川郡所属。小串岬と大串岬に抱かれた鴨庄湾に面する。単に下庄村ともいう。西は天野峠で志度村と接し、東は日盛山(182.8m)で小田村と境する。中央部を鴨部川が貫流し、鴨庄湾の西寄りに河口を開く。海辺に沿って漁業集落が発達し、鴨部川流域で農業が営まれる。山脇古墳などの小円墳がある。鯛・鰆・鰯・などの好漁場に恵まれ、鴨庄湾岸の小方・泊・室沖・穴子・二子・手箱・白方・長浜などの小漁港が漁船や廻船で賑った。 |
■沿革 |
①1890年|明治23年2月15日|寒川郡鴨部下庄村(さんがわぐんかべしものしょうむら) |
②1899年|明治32年4月1日|大川郡鴨部下庄村(おおかわぐんかべしものしょうむら) |
③1916年|大正5年1月1日|大川郡鴨庄村(おおかわぐんかもしょうむら) |
④1955年|昭和30年1月1日|大川郡志度町(おおかわぐんしどちょう)第二次 |
⑤2002年|平成14年4月1日|さぬき市(さぬきし) |
■明治初年時点での支配 |
讃岐高松藩領(⽔⼾松平家12万石)1072石余 |