寒川郡鶴羽村

鶴羽村

つるわむら

香川県さぬき市津田町鶴羽

■地勢

讃岐国寒川郡所属。津田村の南東、寒川郡の東端に位置し、東は大内郡馬篠村（旧大内町）。北は海に面し、集落は津田湾東部から鵜部岬・打伏の鼻を回って青木海岸に至る海辺部と、長見山北麓の緩やかな丘陵地に立地。海岸に沿って、赤山古墳・けぼ山古墳・うのべ山古墳などの前期古墳がある。これらの古墳はすべて津田湾を俯瞰する丘陵や岬上にあり、さらに付近は水利に乏しく農耕に適さない地域であることから、被葬者は海上交通に従事、またはそれを掌握した豪族と考えられる。高松城下から当村海浜沿いに馬篠村に抜ける志度街道、鶴羽から相地峠を越えて富田郷（旧大川町）に出て阿波に至る道がある。志度街道に沿って町並が形成されていた。

■沿革

①１８９０年｜明治２３年２月１５日｜寒川郡鶴羽村（さんがわぐんつるわむら）

②１８９９年｜明治３２年４月１日｜大川郡鶴羽村（おおかわぐんつるわむら）

③１９５６年｜昭和３１年９月８日｜大川郡津田町（おおかわぐんつだちょう）第二次

④２００２年｜平成１４年４月１日｜さぬき市（さぬきし）

■明治初年時点での支配

讃岐高松藩領（⽔⼾松平家１２万石）６３９石余

津田古墳群

史跡

大森明神（おおもりみょうじん）香川県さぬき市津田町鶴羽

浄土寺（じょうどじ）香川県さぬき市津田町鶴羽４９２

大山神社（）香川県さぬき市津田町鶴羽２７３１

正光寺（しょうこうじ）香川県さぬき市津田町鶴羽２８４８−２

信光寺（しんこうじ）香川県さぬき市津田町鶴羽４０−２