香川県東かがわ市五名 |
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■地勢 |
讃岐国寒川郡所属。湊川上流域、西の女体山(773.8m)、北の檀特山(630.8m)・笠ヶ峰(559.7m)など四方を高い山に囲まれた山村。阿讃国境に位置し、村内を流れる日開谷川・大影谷川は阿波吉野川に流入し、日根川・太郎川など多くの小流が湊川の水源となっている。東は入野山村。国境に境目という地名があり大銀杏がある。与田山・入野山から当村大楢を経て阿波に通ずる国境越えの道があり、八丁坂を登って大窪寺(旧長尾町)に至る遍路の道や、中尾峠から入野山村に出る道、日下峠を越えて田面村に出る道などがある。 |
■沿革 |
①1890年|明治23年2月15日|寒川郡五名山村(さんがわぐんごみょうさんむら) |
②1899年|明治32年4月1日|大川郡五名山村(おおかわぐんごみょうさんむら) |
③1923年|大正12年4月1日|大川郡五名村(おおかわぐんごみょうむら) |
④1955年|昭和30年7月1日|大川郡白鳥町(おおかわぐんしろとりちょう) |
⑤2003年|平成15年4月1日|東かがわ市(ひがしかがわし) |
■明治初年時点での支配 |
讃岐高松藩領(⽔⼾松平家12万石)448石余 |